2024
明治学院大学 大村ゼミ
Health Economics 健康・医療経済学
研究テーマ
Health Economics
健康医療経済学
研究内容
英語の教科書を用いて、公衆衛生と福祉の観点から健康・医療経済学を学び、社会経済問題にアプローチします。医療制度の経済分析を通じて、医療費の保険カバーが通院頻度に与える影響や、喫煙やファストフードの摂取が続く理由を行動経済学的に考察します。また、健康を資本財として捉え、資源配分や健康の社会格差についても議論します。これによって、健康への投資の重要性や医療制度の課題を認識し、より良い未来の医療制度に向けた洞察を得ることを目指します。
予習の時間は十分にあるので、英語力に自信が無くても大丈夫です。そして、英語に触れる機会が増えるため、英語力の向上にも繋がります。
ゼミの目的と目標
全世界のあらゆる人と関わりのある「健康・医療」の問題を考察し、経済学的に分析する手法を学び、
分析したものを的確に表現するー論文を書く・発表するー力を身につけることにあります。
こうした能力は将来、どのような分野に進もうとも有用な資産となるでしょう。
また、様々な理論や事例を学ぶことで、多様な経済社会事情に対する造詣を深め、視野を広げることが期待されます。
ゼミの雰囲気
3年生、4年生みんな優しくて面白い人ばかりです。
授業は常にグループワークを通して進めていくのですぐに仲良くなれます。一緒の授業を取ったり、ゼミ終わりにご飯や飲みに行ったりして、充実したキャンパスライフを過ごしています。
また、ゼミ中はメリハリがあり、集中して取り組んでいます。ゼミ合宿や親睦会についても、みんなが意欲的で、学生が主体となってゼミ活動を作りあげています。
大村ゼミを一言で表すなら「勉強も遊びも全力!」です。
大村真樹子教授
〈専門分野〉
開発経済学、健康医療経済学
応用(実証)ミクロ経済学
〈主要担当科目〉
開発経済学、環境の経済学、
フィールドスタディー、
ゼミナール
大村先生は、常に明るく気さくで優しい先生です。発表中に間違いがあると、「こう考えるといいですよ」と優しく説明してくださり、学習のモチベーションまで上げてくれます。また、学生の主体性を重視してくださるため、受け身にならずに前のめりで授業に臨むことができます。
大村ゼミの活動
1月に新歓を行いました
3年生にとっては、初めてのゼミ活動でした。
最初はみんな緊張していましたが、先輩方や先生が優しく接してくださり、親睦が深まりました。
学年の枠を超えた交流
大村ゼミは、基本的に学年ごとでゼミ活動を行っています。ですが、新歓や交流会、合宿は合同で行われるため先輩方とも仲良くなれます。
先輩方はみんな優しく、ゼミや授業、就職活動等の相談に乗ってくださいます。
ゼミ終わりは…
大村ゼミには、ラーメンが好きな人がたくさんいます。ゼミ終わりに、学校近くのラーメン屋でお腹を満たして帰ります。
頑張った後のラーメンは最高ですね。
合宿 in 修善寺
3,4年生合同で夏合宿を実施しました。
学校とは異なる環境で集中して学習を行い、充実した時間を過ごしました。合宿中には、三島スカイウォークでの観光や花火も楽しみました。
ゼミ生の声
1経済学の力で、地方の課題をより効果的に解決したい
少子高齢化が進む地方都市で育ち、医療や社会保障が持続可能なものなのか課題意識を持っていました。その効果的な解決方法を、データに即して模索する手法として経済学を学びたいと考え、ゼミナールでは、健康医療経済学を専攻しています。扱うテーマは医療政策や制度の評価だけではありません。個人の健康を資本として捉え、時間や資源の制約がある中で、いかに維持するのかを考える面白い分野です。例えば、医療費の高低が「病院に通う」という個人の行動へどのように影響するかなどを考察しています。今はアメリカの事例を基に学んでいますが、今後は日本のデータを用いて、社会保障制度とその持続可能性に関する、実践的な調査に取り組みたいと考えています。
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